ビビすまスタッフコラム社長不動産売却において売主様がしてはいけないこと!ランキング

スタッフコラム

2024.10.27
  • [社長]

不動産売却において売主様がしてはいけないこと!ランキング

いつもコラムをお読みいただきましてありがとうございます。

ViVi不動産株式会社の矢郷です。

 

不動産売却が、成功するかどうかは売主様の判断に大きく影響します。

不動産売却において売主様してはいけないことをランキング形式でご紹介します。

このランキングを参考にすることで、売却の成功率を大幅に向上させることができるでしょう!!

 

「不動産売却において売主様してはいけないことランキング」


5位:不動産会社が提示した価格とはかけ離れた相場より高い価格で売り出してしまう

売主様にとって、「少しでも高く売りたい」という気持ちは当然ですが、市場相場を無視して高額な価格設定をしてしまうと、結果的に買い手がつかず、物件がしばらく売れ残ってしまうことが多々あります。

 

なぜ高すぎる価格設定がNGなのか?

不動産市場は日々変動しており、買い手は周辺の同じような物件と比較して価格を判断します。(現在はネットで相場を簡単に調べられますしね!)

そのため、適正な価格を大幅に超えて売り出しすると、すぐに「高すぎる」「売主様は欲が深い!」と購入希望者に判断され、また、売り出し後に徐々に価格を下げていっても「売れ残り物件」としての印象が強くなり、さらに売却が困難になるという悪循環に陥る可能性があります。

 

対策

不動産会社が提示する価格は、周辺相場や市場のニーズに基づいたものであり、プロの判断によることが成功の鍵です。

複数の不動産会社に査定を依頼し、各社のデータに基づいた数字を参考にすることで、適正な価格設定を行います。


4位:不動産会社に相談する前に室内外をリフォームしてしまう

売却前に物件を綺麗にして高く売りたいという考えは自然なものですが、専門家に相談せず自己判断で大規模なリフォームを行うのは避けるべきです。

 

なぜリフォームがNGなのか?

リフォーム費用をかけたとしても、その分が売却価格に反映されるわけではありません。また、地域や物件の市場価値に対して過剰なリフォームを行うと、費用が回収できない可能性が高いです。 地域ごとに必要と思われるリフォーム、不必要なリフォームの傾向があります。

 

対策

物件のリフォームやクリーニングは、まず不動産会社に相談してから行うのがベストです。 専門家は、どの程度の修繕が必要かを考えて売るための最低限必要なリフォームを総合的にアドバイスしてくれます。 最近のお客様は自分でリフォームをしたいというお客さまも増えてきているので古リフォームが逆効果になる事も有ります。

但し、シロアリ被害や雨漏りは、放っておくと建物の構造に重大な被害を考慮するため、早急に修理が必要なケースが多いです。 これらを放置しておくと建物自体が価値が無くなってしまい、最悪の場合解体が必要になり解体費用が発生します。

対策

売主様が勝手に判断せずに、売却前に不動産会社に相談をして、専門業者による点検してもらい、アドバイスの上必要な修繕だけを行うことが大切です。


3位:物件の不具合や近隣トラブルを不動産会社に正直に申告しない

物件の不都合や近隣トラブルは、売却時に大きな影響を考慮する要素です。これらの問題を隠して売却を進めようとするのは、大きな判断ミスです。

 

なぜ隠すことがNGなのか?

不動産取引では、後から問題が発生した場合、売主が法的責任を問われることがあります。 特に、日本の不動産取引においては「契約不適合責任」が存在し、物件に重大な欠陥があると売主が責任を負わされ、損害賠償責任を負う羽目になりかねません。 さらに、近隣トラブルについては、買い手が新たな生活を始める上で非常に重要な要素であり、後から知られると信頼関係が壊れ、最悪の場合契約が解除されこちらも損害賠償の対象になることもあります。

 

対策

まずは不動産会社に正直に申告することが最も重要です。問題点があれば、不動産会社と協力して解決策を見つけたり、必要に応じてその内容を購入希望者に開示することで、了承のうえで購入してもらえればトラブルを防ぐことができます。


2位:売却の際のチラシやネットや看板など一切の広告を許可しない

不動産を売却する際には、「近所に知られたくない」「プライバシーを守りたい」と考える売主様も多く、広告を一切許可しないという選択をする場合があります。その結果探しているお客様に情報が届かず、結果的に物件が売れなくなる可能性がございます。

 

なぜ広告を許可しないのはNGなのか?

不動産売却では、広告が非常に重要です。  特にインターネット広告やチラシ、看板などは、多くの潜在的な購入者に物件の情報を伝えるための強力な手段です。(当社の場合お客様の85%はネットからの反響です。)

プライバシーを重視して広告をしないと、物件を探している多くの人々に物件の存在が知られなくなってしまい、価格が大幅に下がったり、売却が長期化するリスクが懸念され販売チャンスを逃してしまうことになります。

 

対策

プライバシーを守りつつ、効果的な広告戦略を立てることが重要です。例えば、「住所を伏せての広告掲載」や「限定された媒体での広告」など、売主様の希望に応じた柔軟な対応が出来る不動産会社に相談し、広告の内容や範囲を調整しながら、物件情報を広く知らせる方法を検討しましょう。

広告を一切行わない選択肢は、売却成功率を大きく下げるため、可能な限り物件情報を発信することが、早期売却と高値売却につながるカギです。

 


1位:どこに頼っても同じだと思って売却を依頼する不動産会社を適当に決めてしまう

不動産売却に関して、最も大きな影響及ぼすのが不動産会社選びです。売主様の多くは「どこに依頼しても同じだろう」とよく考えますが、実際には不動産会社の選択一つで売却結果が大きく変わることがあります。

 

なぜ適当な選択がNGなのか?

不動産会社はそれぞれ得意分野や得意分野、営業スタイルが異なります。広告活動の積極性やネットワークの広さ、不動産知識はもちろんのこと、地域や補助金に関しての知識、契約の進め方など各社が違うため、適当に選んでしまうと、本来得られるはずの高値での売却チャンスを逃してしまうこともあります。 また、サポートがいい加減な業者に依頼すると、結果的に売却が長引くこともあります。  最も注意しなければいけないのは日本の不動産業界に未だにはびこる「囲い込み」の悪い慣習です。(残念ながらまだまだ富山市にもいっぱいはびこってるんですねぇ・・・・)

 

★「囲い込み」とは自社に依頼された物件を、他の不動産会社で売れないように他社には情報を意図的に流さず、他社のお客様に購入の機会を与えず自社のお客さまだけに情報を流して売主様の利益よりも自社の利益優先してしまう手口のことです。

 

対策

信頼できる不動産会社を選ぶためには、まず複数の会社に査定を依頼し、提案内容や営業活動の方針(戦略)を確認しましょう。

また、過去の実績や口コミも参考にすることで、正しい方針の会社なのか、地域に精通している会社なのか、売主様の要望に応えたサポートをしてくれる会社なのか見極めたうえで不動産会社を選ぶことが、売却成功の第一歩です。


まとめ

不動産売却は、売主にとって大きな決断であり、そのプロセスは慎重に進めるべきです。 今回のブログで紹介した「不動産売却においてしてはいけないことランキング」を参考に、リスクを回避し、賢明な判断を選択することで不動産売却成功の道が開けます。

 

そんなこと言われても、「不動産売却は難しくて良く分からな~~い!」という富山市の不動産を所有している売主様は当社を選んでいただければ、安心と信頼をしっかりお届けさせて頂きます。

 

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