ビビすまスタッフコラム社長分譲マンションの修繕費を抑える「耐震スリット工法」

スタッフコラム

2025.04.20 NEW
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分譲マンションの修繕費を抑える「耐震スリット工法」

今回は、マンションの大規模修繕をご検討中の管理組合の方やオーナー様に向けて、**最近注目されている「耐震スリット工法」**についてご紹介したいと思います。

「聞いたことないけど何だろう?」「費用が抑えられるって本当?」

そんな方にもわかりやすくまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。


■ そもそも「耐震スリット工法」って?

この工法は、建物の一部にスリット(細い切れ目)を入れることで、地震の揺れを上手に逃がすようにするという技術です。

古いマンションは壁や柱ががっしりしている分、地震のエネルギーをうまく吸収できず、ヒビ割れや破損が起きやすいとされています。

そこで、スリットを入れることで建物がしなやかに動けるようになり、地震のダメージを軽減することができるんです。


■ どんなメリットがあるの?

◎ 工事費用を抑えやすい

通常の耐震補強だと、大きな鉄骨フレームを入れたり、壁を増設したりと費用がかさみがち。

一方、耐震スリット工法は、既存の構造を活かして補強できるため、工事費を抑えやすいのが特長です。(全国の事例では1億円の工事が1300万円弱になった事例も!)

◎ 居住中でも工事しやすい

スリットを入れる場所は限られているため、居住者の生活への影響も比較的少ないとされています。仮住まいをお願いする必要がないケースも多いです。

◎ 耐震性能の向上にもつながる

1981年以前の旧耐震基準のマンションでも、この工法を使えばある程度の耐震性アップが見込めることがあります。


■ 富山市でも施工可能ですか?

富山市内でこの耐震スリット工法に対応できる施工業者さんは現在調査中なんです。。。。。 分かったらお知らせしますね。

もちろん、建物の構造や築年数によってはこの工法が適さない場合もありますので、まずは耐震診断を行ってみるのがおすすめです。


■ こんなマンションの管理組合様におすすめです

  • 築30年以上の中低層マンション

  • 旧耐震基準(昭和56年以前)で建てられている

  • 「費用は抑えたいけど、安全性も気になる…」という方

  • 建て替えや大規模な耐震補強が難しい状況


■ まとめ:将来を見据えた、コストと安心のバランスを

「耐震スリット工法」は、建物の安全性を高めながらも、無理のない予算で対応できる補強方法として注目されています。

マンションの大規模修繕では、建物全体の“これから”を見据えた判断が大切になります。

耐震性能が気になっている方、修繕コストが不安な方は、一つの選択肢としてぜひ知っておいていただきたい工法です。

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令和7年4月20日

ViVi不動産株式会社 矢郷修治

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